多くの会社が「ウチは任せる風土だよ」とうたいます。しかし、本当に任せられる環境は風土だけで生まれるのでしょうか。ヨシタケには「任せる風土」だけでなく「任せる背景」があります。国内シェア30％以上を誇りながら、社員は283名。株主や系列会社の意向に左右されることがない「独立系」であることも背景のひとつです。さらに「任せられる企業体力」があります。盤石な経営基盤が一人ひとりの挑戦をあと押ししています。
こういった土壌のもと、一人ひとりの社員は個性を発揮し、自分の考えを仕事に反映させることができます。すなわち「自分ダケ」の仕事が生まれます。誰かに信頼され、頼られることで自分の存在価値を感じる。そんな「きみダケの仕事」が、きみダケの人生をつくっていくことになるはずです。
ヨシタケの技術職は製品をつくるだけではありません。製品の企画、設計、試作、加工、製造、検証、さらには製品の取扱説明書や梱包の仕様まですべてに携わります。「大きな会社でモノづくりの一端を担うだけ」とは大きなちがいがあります。「これぞモノづくり」という実感を得られる仕事。また、営業と一緒にお客様のもとへ足を運び、直接ニーズを伺い、製品に反映させていくこともあります。
実際に工場での製品づくりに深く関わる仕事です。効率的で効果的な生産方法や加工方法を考えたり、生産設備のレイアウトを考える「生産技術」。納期や生産数、工場の生産能力や人員のバランス等を総合的に考えて生産計画を立て、実行していく「生産管理」など、モノづくり全体を支える役割です。現場で製造スタッフへの指示・指導なども行います。
ヨシタケの製品のほとんどは「代理店」を介してユーザーのもとに届けられます。日本全国にある代理店に対して、ヨシタケのバルブの特徴や品質の高さを伝え、販売を促進していく営業です。もちろん、エンドユーザーの工場に直接足を運び、課題を聞き、ニーズに応える提案をする機会も多々あります。
海外の代理店に対しヨシタケの製品をアピールするとともに、技術的なアドバイスやサポートもおこないます。海外の代理店やユーザーとは、基本的に英語でのやりとりとなります。営業エリアは南極大陸以外のすべて。ヨシタケ製品を扱う代理店はアメリカ、ヨーロッパ、アジアはもちろん、中南米やインド、はたまたアフリカなど世界28カ国に及びます。ヨシタケの世界戦略はまだ始まったばかり。様々な国に足を運び、自ら顧客を開拓してください。グローバル企業に入るというより、「グローバル企業を創る」という感覚。その過程で自らも大きく成長できる環境です。