ASEANの常識を変えていけ。
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ASEANの常識を変えていけ。
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海外営業- 未体験ゾーンに、入っていきたい。
- 学生のころから、私のエンジンは知識欲でした。英語に興味を持ったきっかけは、中学生のころに大流行したファンタジー小説。一刻も早く続きが読みたくて原文を購入し、ラジオ講座や英語のニュース記事で英語を学びながら読破しました。小説の内容はもちろん、読めなかった文章が読めるようになる感覚もワクワクしました。英語への興味はやがて海外の文化へとひろがり、大学では留学生と交流する機会を持つように。その時に、服も食べ物も宗教も異なる人たちが、どんなところで育ち、生活しているのかを体感したくなり、海外での仕事に興味を持つようになりました。多くの会社が国内営業に就くか海外営業に就くかは入社後に適性を見て決める中、ヨシタケは海外営業の配属を約束してくれました。また、グローバル化が進みきっている会社より、自らの手でグローバル化を進めていく方がワクワクすると思ったし、力がつくと思いました。
- ASEANの「先生」になる。
- 入社後はタイのバンコクに勤務し、ASEAN諸国での新規販売ルートを開拓すべく動き回っています。その中で、感覚の違いを知ることも多いですね。たとえば、タイの人たちはあらゆる面でおおらかで、サイズ違いの配管の隙間に詰め物をして使ったり、安いからという理由だけで製品を選んだり…。だから私はヨシタケの製品を売り込む前に、「質が良いバルブ」とは何かを理解してもらう必要があると考えました。まずはASEAN諸国のメーカーが抱く蒸気やバルブに対する意識を変えていく。それに、知識を身につける喜びを現地の人たちにも感じてほしい。その願いもあって、販売店スタッフに向けたセミナーを行うようになりました。いまではASEANの5カ国で、バルブや蒸気について教える機会をいただいています。おかげで販売代理店の方から「先生」と呼ばれることもあります。最近は座学だけでなく、現場の配管チェックまで教えることも。セミナーを受けた代理店の方が、私と同じようにお客様に説明をしてくれたときは、役に立てた嬉しさで胸がいっぱいでした。これからも、各国の代理店の診断・販売スキルを上げることで、ASEAN全体の品質への意識も上げていきたいですね。
- 自分ダケの人生を、
自分でつくっていける。 - まだ若手の私が責任あるポジションで、責任ある仕事をさせてもらっているのは、当たり前のことではないと思っています。且つ休日を犠牲にして働いているわけでもなく、プライベートを楽しむ時間もある。非常にいいバランスでできているところが重要なポイントですね。ヨシタケは自由度が高いので、自分で考えて工夫すれば、自分の仕事をある程度コントロールできます。「ヨシタケがいい人生を提供してくれている」というよりも、一人ひとりを尊重してくれる風土が、自分らしい人生を送れるベースになっている。ヨシタケの一人ひとりが、自分ダケの人生を自分自身でつくっています。