用語集:電磁弁 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 その他 あ行 ■安全増防爆構造 正常な使用状態では、爆発性雰囲気の点火源となり得るアーク又は火花の発生がなく、さらに、高温又はアーク・火花の発生の可能性に対して安全度を高めた電気機器の防爆構造。 同意語: - JIS用語: 安全増防爆構造 ** 対応英語: Increased Safety Type of Protection of Electrical Apparatus ■入口側圧力 バルブの上流圧力で、通常は下流側圧力より高い圧力である。 同意語: 一次側圧力 JIS用語: 一次側圧力 対応英語: Inlet Presure ■屋外用 防爆構造電磁石で、屋外使用を目的として規定の散水試験に合格したもの。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Outdoor Electrical Equipments か行 ■危険場所 点火源の存在で、爆発又は火災が発生する危険雰囲気となる場所。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Hazardus Locations ■危険雰囲気 爆発性ガスと空気が混合し、爆発限界内にある状態。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Explosive Gas Atmospheres ■起動電流 弁作動時、電源投入直後に表れる電流の最高値。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Excitation Current ■気密性 バルブの入口側・出口側に気圧を加え、破壊・亀裂・にじみなど、バルブとしての性能を損なう欠陥が生じない圧力の最高値。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Air Tightness さ行 ■差圧 流体がバルブを通過するときの圧力差。 同意語: 弁差圧 JIS用語: 差圧 対応英語: Differential Pressure ■最高使用圧力 バルブが作動し得る最高の圧力。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Maximum Operating Pressure ■最低作動差圧 バルブが作動するのに必要な最低の差圧。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Minimum Differential Pressure ■三方口 流体の出入口が三つある形式。 同意語: 三方形 JIS用語: 三方形 対応英語: Three-way Type ■使用圧力 通常の使用状態における流体の圧力。 同意語: - JIS用語: 使用圧力 対応英語: Working Presure ■絶縁種別 コイルの耐熱特性の区分。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Classfication of Materials for Insulation ■絶縁抵抗 充電金属部と外面金属又は分離された充電金属部間の抵抗値。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Insulation Resistance ■設計圧力 バルブを設計するとき、その各部について、肉厚又は機械的強度を決定するときに用いる圧力。 同意語: - JIS用語: 設計圧力 対応英語: Design Pressure た行 ■耐圧性 弁箱に液圧又は気圧を加え、破壊・亀裂・にじみなどの欠陥が生じない圧力の最高値。 同意語: 弁箱耐圧性 JIS用語: - 対応英語: Withstanding Pressure ■耐圧パッキン式引込式 防爆構造電磁石に外部導線を引込む方法で、導線引込部にパッキンを用いる方法。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Flameproof Packing Type ■耐圧防爆構造 電気機器の容器の内部で爆発が起こった場合に、容器が爆発圧力に耐え、しかも、容器の外部の爆発性雰囲気への火炎の伝ぱ(播)を防止する防爆構造。 同意語: - JIS用語: 耐圧防爆構造 ** 対応英語: Flameproof Type of Protection of Electrical Apparatus ■耐電圧 充電金属部と非充電金属部間に加えられた内部又は貫通破壊しない電圧。 同意語: - JIS用語: 耐電圧 * 対応英語: Withstand Voltage ■直動式 電磁石で直接バルブを開閉する駆動形式。 同意語: - JIS用語: 直動式 対応英語: Direct Acting Type ■通電時開形 通電することによってバルブが開く形式。 同意語: 常時閉形 JIS用語: - 対応英語: Normal Closed Type ■通電時閉形 通電することによってバルブが閉じる形式。 同意語: 常時開形 JIS用語: - 対応英語: Normal Open Type ■定格電圧 基準となる電源電圧。 同意語: 定格電源電圧 JIS用語: - 対応英語: Rated Voltage ■定格電流 標準使用状態・定格電圧における公称電流値。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Rated Current ■出口側圧力 バルブの下流側圧力で、通常は上流側圧力より低い圧力である。 同意語: 二次側圧力 JIS用語: 二次側圧力 対応英語: Outlet Pressure ■電磁弁 電磁石の電磁力で開閉するバルブの総称。 同意語: - JIS用語: 電磁弁 対応英語: Solenoid Operated Valve な行 ■内圧防爆構造 電気機器の容器の内部に保護ガスを送入又は封入し、その圧力を周囲の圧力より高く保持することによって、通電中に周囲の爆発性雰囲気が容器の内部に侵入することを防止するか、又は容器の内部に可燃性ガス又は蒸気の放出源がある場合にそれを希釈する防爆構造。 同意語: - JIS用語: 内圧防爆構造 ** 対応英語: Pressurized Type of Protection of Electrical Apparatus ■二方口 流体の出入口が二つある形式。 同意語: 二方形 JIS用語: 二方形 対応英語: Two-way Type ■ねじ込み形 接続端にねじ山を持つ形式。 同意語: - JIS用語: ねじ込み形 対応英語: Thread End,Screwed End は行 ■パイロット式 電磁石でパイロット弁を開閉し、動力を増幅して主弁を開閉する駆動方式。 同意語: - JIS用語: パイロット作動式 対応英語: Pilot Operated Type ■爆発等級 爆発性ガスの火災逸走限界値に従い決められた3等級。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Explosion Clases ■発火度 爆発性ガスの発火温度に従い決められた6分類。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Ignition Groups ■フランジ形 接続端がフランジである形式。 同意語: - JIS用語: フランジ形 対応英語: Flanged End ■弁座漏れ量 液圧又は気圧で弁座漏れ検査を行ったとき、弁座部から漏れる量。この量は加える圧力などによって異なるので、条件を明確にする必要がある。 同意語: シートリーク量 JIS用語: 弁座漏れ量 対応英語: Seat Leakge Volume ■防爆構造 顕在的又は潜在的火源を持つ電気機器に対して周囲の爆発性雰囲気に波及させない構造又は保護上施されたもの、電気火花又は高温部が点火源とならないように消費エネルギーを抑制したもの。 同意語: - JIS用語: 防爆構造 *4 v対応英語: Protection of Electrical Apparatus ■防爆構造電磁石 危険場所での使用を義務付けられた電磁石。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Explosion Proof Type Solenoid ■保護構造 雨水の侵入に対する保護構造。 同意語: - JIS用語: - 対応英語: Apparatus for Protection ■保持電流 弁差動状態で、プランジャが吸着されているときの電流値。 同意語: 励磁電流 JIS用語: - 対応英語: Holding Current ■本質安全防爆構造 正常状態及び特定の故障状態において、電気回路に発生するアーク又は火花が規定された試験条件で所定の試験ガスに点火せず、かつ、高温によって爆発性雰囲気に点火するおそれがないようにした防爆構造。 同意語: - JIS用語: 本質安全防爆構造 *4 対応英語: Intrinsically Safe Type Protection of Electrical Apparatus ま行 ■面間寸法 バルブの端面から端面までの距離又は一つの端面からバルブの中心線までの距離。 同意語: - JIS用語: 面間寸法 対応英語: Face-to-face Dimension や行 ■油入防爆構造 電気機器のアーク又は火花を発生するか、又は高温となる部分を絶縁油中に納めることによって、これらの部分が油面上に存在する爆発性雰囲気の点火源とならないようにする防爆構造。 同意語: - JIS用語: 油入防爆構造 * 対応英語: Oil-immersed Type of Protection of Electrical Apparatus ■呼び径 バルブの大きさを表すための呼び寸法。 同意語: - JIS用語: 呼び径 対応英語: Nominal size その他 ■Cv値 容量係数の一つで、任意のトラベル(弁開度)において、圧力差が1 lbf/in2で通過する60°Fの水の1分間当たりの流量をUS gal/minで表した値。Cv値は、通常単位を付けない。 同意語: - JIS用語: Cv値 対応英語: Cv Value * JIS B 8471-1994(水用電磁弁)に用いられている用語である。 ** JIS C 0930-1993(電気機器の防爆構造総則)に用いられている用語である。 参考文献:「自技資0195(平成8年5月)」 「社団法人 日本バルブ工業会」 「自動弁部会」