Fluid Control Engineering
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Fluid Control Engineering
ドレンと蒸気の気水分離が確実で、シート面から巻き込みによる漏洩や、シート面の摩耗による蒸気漏れによる損失がないこと。
蒸気システムの蒸気配管、熱交換器などの機器と、配管系のどこからでもドレンを効率的に有効に排出できること。
空気は始動時だけでなく、常にシステム内に存在しますから、トラップは空気等の非凝縮性ガスの積極的な排出機能を備えれば、加熱伝熱面の熱効率が向上いたします。
ボイラ給水において、単純軟化水や軟水剤処理をしている時は、蒸気中に炭酸ガスが含まれ、蒸気がドレン化すると溶解してドレンのpHを低下させ、熱交換や配管を炭酸腐食させます。従って空気と同様に飽和蒸気温度で排出できること。
蒸気圧力は常に一定ではありませんし、熱交換器などでは交換器の入口側圧力とトラップ入口の圧力に変化があります。従って圧力変動があっても機能が低下したり停止しないこと。
どんな圧力下でも使用できること。
ドレン回収管内の圧力はトラップにとって背圧として作用しますが、この圧力に左右されることなく確 実な作動であること。
トラップは構造が簡単で特に稼動部分が少なく、要所には適切な材料を用い、作動点検および分解点検が容易であること。
トラップの稼動部分は、耐摩耗性、耐腐食性に優れた構造と材質で構成され、耐久性に富み、イニシャルコスト、ランニングコスト共に安価であること。
トラップの内にはストレーナを内蔵した型式もありますが、ほとんどは1mm以下の小さなごみは通過してしまいます。
またトラップには、これらゴミが集められます。
従ってこの様なゴミがあっても作動不良となったり、蒸気漏れが生じない構造であること。
前項の機能を一つ欠いても最良のスチームトラップとはいえません。
これらの機能を満足したトラップにより次の効果を期待できます。
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